名前を与えるということは、不特定多数だった存在、正体不明な現象を、
1個の存在として認めて、独立させる行為です。
今回おすすめするスタイルは、これです。
【What】思考スタイル
【Who】--
【Where】--
【When】--
【Why】新しい概念を作る
【Need】新しい概念の元となる情報、アイディア、考え方
【How】新しい概念に名前をつける(離)
●情報をインプットして、考えることにより、
今まで存在しなかった概念(新しいアイディア、考え方)に気づくことがあります。
もし、その概念に名前が存在しないなら、名前を付けてください。
そうやって人類は発展してきました。
●概念を作る意味
・思いついた考え、アイディアを一つの言葉(言語化)に凝縮させることができる
・その言葉を組み合わせることで、情報を累積的に重ねて思考がしやすくなる
・他人と、同じ考え方を共有することができる(意思伝達が容易になる)
・理解できない現象、事象を一つの言葉で表現することができる
『闇を殺すには名前を与えてやればいい、そうすれば闇は闇でなくなる』
引用:Q.E.D 28巻 人間花火
●概念を作るために以下のことを実施してください
・その概念の定義を決める(抽象化)
新しいアイディアや考え方をまとめて説明文を作成する
・その概念の使い方を提示する(具体化)
辞典には、言葉の使い方例が載っています。
なぜなら、具体例を示さなければ、伝わりにくいので
・名前を決める
適当な言葉(ワード)が思いつかないなら、
既存の言葉に、新しい概念を入れないこともアリだと思います。
世の中には、あいまいな意味・定義を持つ言葉が溢れていますから
例:『幸せ』『恋人』
・その概念を布教する(広める)
自分1人が思考の整理のために使うのであれば、布教は必要ないでしょう
しかし、組織がレベルアップするためには、新しい概念を取り入れていく必要があります。
【補足】
今回は、『概念』のスタイルを3シリーズにしてみました。
守(しゅ)
読書スタイル:概念を自分のモノにする(守) - スタイル研究室
破(は)
離(り)
本ページ
( ゚◇゚)ノ またお会いしましょう