最近「齋藤 孝(著) 大人のための読書の全技術」という本を読みました。
そこで印象に残ったことは「概念を自分のモノにする」という言葉です。
今回おすすめするスタイルは、これです。
【What】読書スタイル
【Who】--
【Where】--
【When】--
【Why】新しい概念を自分の中に取り入れて、新しい発想の元にする
【Need】概念のインプット
【How】概念を自分のモノにする(守)
≪概念を知る≫
●概念には「他人の考え方」「アイディア」が詰まっていることを認識する
●概念は、時代や局面で「使われて方」や「解釈の仕方」が変わることを認識する
●本などで使われている言葉(概念)を辞書やインターネットで、詳しく調べる
●人によって、言葉(概念)の解釈が異なることを認識する
例えば「子供」というと何歳ぐらいを思い浮かべますか?
・幼稚園児
・小学生
・中学生
・高校生
・20歳未満で成人していない
・成人しても親に養ってもらっているNEET
●よって、どのような言葉(概念)の解釈があるか知る
・その概念には、どんな意味・解釈があるか?【What】
・どの分野で使われているか?【Where】
・いつごろから使われているか?【When】
・どんな組織、どんな人たちが、使っているか?【Whom】
・どのような使い方をしているか?【How】
≪概念を活用する≫
●概念を自分のモノにしていくことで、新しい発想力を湧き上がる
●特定の分野につかわれている言葉(概念)が、他分野にも応用できないか、自分というフィルタを通して考える
●仕入れた概念は組織内に広める
みんなの共通認識を合わせて、会話や議論をレベルアップさせる
●組織内で、言葉(概念)を略して使用する
・ガラパゴス携帯 → ガラケー
(ガラパゴス諸島の生物のように独自の進化を遂げた日本の携帯電話)
・リスケ → リ・スケジュール
(「スケジュール変更」や「納期延長」など)
【注意】
・突然、一般的でない言葉(概念)を会社・組織で使うと、
意味が通じず混乱しますので注意してください
【小話】
ちなみに筆者が興味がある事は「投資」です。
投資の事を調べるうちに「テンバーガー(テンバガー)」という概念に出会いました。
この概念に出会う前は、非効率な情報収集をしていたと思います。
そこで思ったことは「情報の集合体は、概念という膜で固定しなければ、使いづらい」ということです。
( ゚◇゚)ノ またお会いしましょう